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2013年7月14日 (日)

OSJおんたけウルトラトレイル100km

OSJおんたけウルトラトレイル100kmに参加。

長野県王滝村の国有林内の林道を走る100kmのコース。

朝6時半頃に車で自宅を出発、名神高速の渋滞もあり、約9時間運転し続け、

王滝村の受付会場の松原スポーツ公園に到着。

受付を済ませ、車の中で少し休憩し、スタートの準備。

午後10時過ぎにシャトルバスでスタート会場の王滝小中学校に到着。

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雨が降り続く中、雨宿りをしながらスタートの時間を待つ。

スタート前には一時雨は上がり、約1,000人のランナーがグラウンドに集まる。

午前0時、いよいよレーススタート。

100kmの長丁場なので、まずはゆっくりとしたペースで走り始める。

林道に入り、ぬかるみの中を、ヘッドライトの明かりを頼りに走る。

この大会の制限時間は20時間。今回の目標は14時間以内での完走。

最初の10kmを1時間30分ほどで通過。ペースが遅すぎる。

厳しいアップダウンの続くコースだが、無理せず完走を目指す。

雨が降り出し、少し寒くなってきた。

寒いくらいの方が走りやすいのだが、走るスピードは上がらない。

足元が悪く、ガレた林道で、下り坂では足への衝撃が大きい。

長時間移動の後の真夜中スタートで、睡魔に襲われ、時折足がふらつく。

しかし、寝ながら走っていては、崖から転落する危険もある。

 

スタートから4時間が経過し、徐々に空が明るくなってきた。

まずは32km地点の第1関門を目指すが、なかなかたどり着かない。

意識が朦朧とし、関門ギリギリのペースで走っていることに気づいていなかった。

下り坂では転倒に気をつけながら、スピードを上げて走る。

すっかり明るくなり、走りやすくなってきたが、雨脚は強くなってきた。

足は泥だらけで、シューズは真っ黒に汚れている。

 

5時35分頃、ようやく第1関門(約32km地点)到着。

関門閉鎖は午前6時。何とか間に合った。

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エイドでおにぎりを頂き、先へ進む。

山中を走るコースで、途中にエイドはほとんどなく、

水や補給食を背負って走らなければならないので、荷物が重くなる。

早くも苦しい走りになり、さらにペースが落ちてきた。

雨は小降りになり、少し走りやすい区間に入る。

スピードは上がらないが、ここでペースを上げておかなければ後で苦しくなる。

思うように足は動かないが、とにかく走り続ける。

50km地点を8時間35分ほどで通過。

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予定のペースより大幅に遅れているが、まだ十分に完走可能。

厳しい上り坂にかかり、かなり苦しい走りになってきた。

歩きを入れながらも、ペースを維持し、次の関門を目指す。

しかし、雨は上がり、強い日差しが照りつけ始めた。

山の上では木陰も無く、体力の消耗が激しくなってきた。

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どんどんペースが落ち、下り坂でも思うように走れなくなってきた。

まだまだゴールへの道のりは長いが、ゆっくりでも前に進み続けるしかない。

60km地点を10時間30分ほどで通過。

このままペースが落ちなければ、まだ時間は十分にあるはず。

11時、第2関門(約63km地点)到着。

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ここでは、事前に預けておいた荷物を受け取ることができる。

荷物の中から補給食を取り出し、エネルギー補給。

そして、走れなくなったときのために用意していたストックを取り出す。

今は走れないほどのフラフラの状態。ここにストックを預けておいて正解だった。

次の関門までは15kmだが、ここからはかなり厳しい区間。

すぐに出発しないと時間的に厳しいと、スタッフが呼びかけている。

エイドを後にし、次の関門を目指す。

 

標高が高いため、日差しが強く、走るのは厳しい。

相変わらずのフラフラとした足取りで、ゆっくりと進み続ける。

途中、湧き水の天然エイドで体を冷やす。

正確なペースは全くわからないが、かなりペースは落ちているように感じる。

この調子では、次の関門に間に合わないかもしれない。

70km地点を13時間06分ほどで通過。

いくら厳しいコースとはいえ、時間がかかりすぎている。

ここから、急激な下り坂の区間に入る。

ガレた林道を全力で走る体力は残っていないが、

下り坂で走らなければ時間的に非常に厳しい。

 

14時18分頃、第3関門(約78km地点)到着。

関門閉鎖時間は15時。無事に関門を通過することができた。

エイドでそうめんを頂き、ゴールを目指して出発。

しかし、ここから厳しい上り坂が続く。

途中、何人かのランナーが道端でぐったりとしている。

フラフラになりながら、何とか坂を上り続ける。

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80km地点を15時間24分ほどで通過。

第3関門を出てから5km以上は走ってきたと思うのだが、計算が合わない。

しかし、トレイルレースでは距離表示がアバウトなのはよくあること。

今のペースなら、残りの距離があと20kmだとしても、十分完走可能だろう。

長い上りが終わり、しばらく下り、また厳しい上り坂。

ゴールまであと何キロか分からないが、最後の長い下り坂に入る。

もう走り続ける体力は残っておらず、時折歩きを入れながら、下り坂を走る。

 

序盤からペースが上がらず、予想以上に苦しい走りが続き、

何度も意識が朦朧しながらも、完走を確信できるところまで来ることができた。

最後の小エイドに到着し、水分補給。ゴールまで残り8km。

90km地点を通過、しばらく走り、林道を抜け、舗装路に出る。

予定より随分遅い時間となったが、ゴールの松原スポーツ公園が見えてきた。

ラストスパートに入り、ようやくフィニッシュ。

タイムは18時間12分58秒。苦しみながらも無事に完走することができた。

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コメント

お疲れ様でした!!
来年は私も参加したい物です。

南さん、
苦しいけど、また走りたくなる大会です。
来年は是非参加してみてください。

もう、感動!! ほんま、あきらめずに最後までようかんばりましたですね~。
cootさんの、その最後まであきらめない気力が、この重い荷物、雨走りにくい道などなど・・・
強い精神力には、頭がさがります。

まずは、ゆっくり休んでくださいね。
あまり寝てないのに、100K ・・すごいです。

今日のおじさんさま、
あきらめないというか、このコースは途中でリタイアするのも大変だし、時間は十分にあったので、走るのが嫌になってもゴールを目指すしかありませんでした。
今回のレースには重点を置いてなかったので、また次に向けて頑張ります。

cootさんはじめまして。
静岡県のTAKAといいます。
いつか走ってみたいと思ってるおんたけウルトラの
臨場感あるレポートありがとうございました。
また見にみますね!

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