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2012年5月 4日 (金)

第24回萩往還マラニック

第24回萩往還マラニック、250kmの部に出場。

山口市の瑠璃光寺をスタートし、

美祢市、下関市、長門市、萩市を経由し、再び瑠璃光寺に戻る250kmのコース。

制限時間は48時間。

大会に向けての練習は全くできずじまいで、先月1ヶ月間で走った日は、わずか5日。

さらに、当日まで大会出場が危ぶまれる状況であったが、

早朝から出勤して仕事をこなした後、何とか参加のめどがつき、車で山口へと向かう。

幸い高速道路の渋滞は無く、約5時間で到着し、受付を済ませることができた。

 

車の中で早めの夕食を済ませ、スタート地点に向かおうとしたが、土砂降りの雨。

ずぶ濡れになりながら、瑠璃光寺前のスタート地点に整列。

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5月2日午後6時、ランナーが50人ずつのウェーブスタート。

雨は小降りになったが、蒸し暑さの中、ゆっくりと走り始める。

250kmの長丁場のレースだというのに、睡眠不足と練習不足のままスタート。

厳しい道のりが予想されるが、なんとしてでも完踏を目指したい。

山口駅前を通過し、椹野川沿いを、まずまずの調子で走る。

徐々に日が暮れ、まずは最初のエイドを目指す。

 

13.2km 上郷駅前エイドに19:30頃に到着。

すっかり暗くなり、ライトを点灯し、真っ暗な道を進む。

前方にはランナーの点滅ライトの青い光が連なる。

二本木峠を越え、美祢市に入る。

まだ序盤だが、苦しい走りで、体力を消耗しないよう、上り坂では歩きを交える。

 

21.7km 湯ノ口エイドに20時35分頃に到着。

暗くてどこを走っているのかわからないが、前を行くランナーについて走る。

27.8km 下郷駐輪場エイドに21時24分頃に到着。

自転車道をゆっくりと走るが、早くも苦しい走り。

雨の影響か、足にはまめができ始め、このまま走り続けることができるのか不安。

 

32.0km 美祢高校前エイドに22時頃に到着。

もう少しペースを上げたいが、全く思うように走れない。

調子を整えられないままスタートしたが、既に体力の限界を感じる。

早くもフラフラの状態で、早々のリタイアを考え始める。

それでも、何とか第1チェックポイントの豊田湖まではたどり着きたい。

 

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44.0km 西寺交差点エイドに、24時に到着。スタートから6時間。

エイドで休憩し、自販機でペットボトルを1本買ってから出発。

雨が少し強くなり、真っ暗で視界がほとんどない中を進む。

しかし、意識が朦朧とし、なかなか体が前に進まない。

前後にランナーの姿がほとんど見えなくなってきた。

おそらく、最後方に近い位置を走っているのだろう。

 

58.7km 第1チェックポイント、豊田湖畔公園到着、2時31分。

予定より大幅に遅れている。このペースでは完踏は厳しい。

ここは食事エイドで、うどんをいただくが、

体力の消耗が激しく、収容バスの時刻表を見ながら、

ここでリタイアして、山口に戻ることを考える。

しかし、あきらめるのはまだ早い。可能性がある限り、前に進み続けるべき。

重い足を引きずるように、豊田湖畔を後にする。

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67.1km 俵山温泉エイドに4時15分頃に到着。

気温が下がり、風雨も強くなり、かなり寒くなってきた。

相変わらず意識が朦朧としながら、暗闇の中を進む。

体がなかなか前に進まず、どんどんペースが落ちている。

徐々に明るくなり、大坊ダムを通過。

 

80.1km 新大坊エイドに6時30分頃に到着。

すっかり夜が明け、次の関門通過さえも厳しい状況になっている。

しかし、まだ挽回は可能。

ここまでの遅れを取り戻すため、ペースを上げて走る。

最後まであきらめずに走り続ければ、ゴールにたどり着くことは可能だ。

87.2km 海湧食堂に到着し、中華丼風の食事をいただく。

 

87.4km 第2チェックポイント、旧油谷中に7時45分頃に到着。

ここでは、あらかじめ預けておいた着替え等の荷物を受け取ることができるが、

荷物は開けず、すぐに出発。次のチェックポイントを目指す。

海を見ながら走り続け、俵島への急な坂を上る。

スピードは遅いが、朝になり、なんとか走れるようになってきた。

 

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98.5km 第3チェックポイント、俵島に9時30分頃に到着。

俵島からの急な下り坂を駆け下り、再び大浦漁港に出る。

序盤のスローペースで大きく出遅れているため、関門時間が気になる。

時間とペース配分を計算しながら、走ることに集中する。

 

107.8km 第4チェックポイント、川尻岬に11時02分に到着。

ここは食事エイドで、カレーライスをいただく。

食べるのも苦しいが、走り続けるためには、しっかり食べておかなくてはならない。

厳しいアップダウンが続くが、

体力温存のため、上り坂は歩き、下り坂でスピードを上げて走る。

前後にランナーの姿が見えなくなり、一人ぼっちで、ひたすら走る。

 

 

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117.7km、第5チェックポイント、立石観音に13時頃に到着。

自販機で飲み物を買い、千畳敷を目指す。

ここから長く険しい上り坂が続くが、急勾配で走ることができない。

何度も足が止まりそうになり、フラフラになりながら坂を上る。

しかし、足が動かず、なかなか次のチェックポイントにたどり着かない。

もう限界か。千畳敷でのリタイアを考えながら進む。

 

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125.4km、第6チェックポイント、千畳敷に15時に到着。

深い霧で景色は全く見えず、非常に寒い。

目の前には、多くのランナーが乗った収容バスが停車している。

バスの中のランナー達のように、ここでリタイアするのは賢明な判断だろう。

しかし、ここであきらめることはできない。まだ、次の関門を通過できる可能性はある。

体はフラフラで、少し休憩したいが、この寒さの中で休憩することもできない。

重い足取りで、千畳敷を後にする。

次の関門までは20km近く、時計を見ながらギリギリのペースで走り続ける。

 

131.1km 日置エイドに16時前に到着。

ここには休憩できるスペースがあり、体力回復のため、10分ほど横になる。

この時間だと、他にランナーは一人もおらず、ゆっくりと休憩することができる。

いや、そんなにのんびりしている場合ではない、次の関門時間が迫っている。

後ろからは全くランナーがやって来る気配が無く、寂しくなったエイドを後にする。

仙崎の関門まで約12km、とにかく走れるだけ走る。

前後に全くランナーの姿が見えないため、道を間違えないように進む。

序盤から苦しい走りが続いているが、思った以上に足はまだ動いている。

 

143.3km 仙崎公園の関門に18時15分に到着。関門閉鎖の15分前。

最も通過が厳しいと思われた関門を突破し、まずは一安心。

水分補給をし、青海島を目指す。

ここからは、二晩目に入る苦手の夜間走行をどう乗り切るかが課題だ。

青海大橋を渡り、鯨墓をめざして走るが、徐々に暗くなってきた。

日が落ち、真っ暗になった道を、ライトを照らしながら走り続けるが、

幻覚症状が現れ始め、なかなか視界が確保できない。

折り返して対向してくるランナーの姿もぼやけている。

 

149.4km 静ヶ浦キャンプ場到着。

ここは食事エイドで、カレーライスかうどんをいただくことができる。

しかし、ここで原因不明の苦しみに襲われ、しばらくその場にうずくまる。

なんとか立ち上がることができたが、これ以上走れないと判断。

フラフラとキャンプ場の出口まで歩いたところで、収容バスを発見。

バスに乗り、ついに、150kmでリタイア。

無念・・・

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コメント

まずは本当にお疲れ様でした。
報告記を拝見しているだけでも、過酷な環境下での壮絶な走りが
じんわりと伝わってきます。
途中から「行ける所までは行こう」という気概、
私も村岡の時に体験しましたが、
それを遥かに上回るものがあると思います。
今回は残念でしたが、
次回以降、今回の経験がきっと活きてくる時があると思います。
また次を目指してお互い頑張りましょう。

おつかれさまでした。
cootさんから声かけていただき、ありがとうございました。
あとは、同じ地獄を味わい おじさんは、いけるとこまでいく脚が
気力でどうしようもない痛みで、千畳敷までの行く道でヒッチハイクしようかと
思うくらい長い長い道のりで、13:10分発のバスに収容されました。
よく、150Kまでそれも、一人ぽっちのさみしく苦しい道のりを頑張りましたですね。

まだ、再挑戦の気持ちがわきあがりせんが、次のウルトラへ向けて気合をいれてまいります。
今、村岡エントリをどうしようか悩んでおります。

どなたのブログを訪問しても、壮絶な戦いであったことが、ヒシヒシと伝わってきます。萩250km、・・・・・・・・・

来年、私も、走ります ! m(_ _)m

壮絶すぎます・・・

私もいつか70km挑戦してみたいと思います。

fujitaka_1さん、
今回は悪天候の中でスタートでしたが、まだまだ頑張りが足りませんでした。
それにしても、悔しさだけが残ります。
この時期に調子を合わせるのは難しいですが、またリベンジを目指して頑張ります。

今日のおじさんさま、
お疲れさまでした。ゆっくり体を休めてください。
千畳敷までの上り坂は、元気な体でも厳しいと思います。
リタイアして、夜中に自分の車に戻ると、駐車場にはリタイアして車で休憩しているランナーが非常に多くて驚きました。
村岡、私は早速100kmにエントリーしました。

GBDさん、
序盤から、こんなに苦しみ続けるとは思いませんでした。
それでもゴールを目指す、気力、体力は、まだ残っていたはずなんですが。
来年、頑張ってください。壮絶な苦しみを味わうのも楽しいです。

淳天さん、
今回は、調子を整えられないままスタートしたので、予想通り壮絶な戦いになりました。
でも、完踏したかったです。
来年は、70km、140km、250km、どれに参加するかまだわかりません。
一度チャレンジする価値はあると思います。

ほんとうにお疲れ様でした。
過酷で壮絶な状況が文章から伝わってきて、
読んでるだけでも苦しくなってきました。
150kmまで、到達したことを誇りに思ってください!
私には、想像もできない世界ですが、
いつか70kmからでも、チャレンジしてみたいです。

なおっちさん、
いくら悪天候の厳しい状況下とはいえ、まだまだ根性が足りませんでした。
ただ、この時期は最悪の調子でしか大会に望めないので、
過去に70kmや140kmにも参加したことがありますが、70kmを1度完走した以外、すべてリタイアです。
でも、いつかまた完踏を目指して参加したいです。

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