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2011年8月21日 (日)

第1回北オホーツク100kmマラソン

北海道浜頓別町で行われた、第1回北オホーツク100kmマラソンに参加。

浜頓別町、猿払村を走る100kmのコース。

前日夜から会場に近いキャンプ場で車中泊をしていたため、

午前2時頃に、スタート地点のすぐ近くの駐車場に到着。

車の中で朝食を済ませ、スタートの準備。

エントリー者数は、100kmの部が446人、55kmの部が100人。

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朝日が昇り始めた午前5時、約400人のランナーがスタート。

まずはゆっくりとしたペースで走り始める。

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序盤から予想以上のアップダウンが続くが、

足の調子は今ひとつで、全くスピードが出ない苦しい走り。

今日は北海道の大自然を満喫しながら、のんびりと完走を目指すことにする。

ほとんど何も無い一本道が続くが、

人家の近くでは、地元の人たちが熱心に声援を送ってくれている。

10km地点を58分ほどで通過。

早くも、目標の10時間切りは絶望的な走り。

15km地点付近で、昨晩クッチャロ湖で会った地元のスタッフが声をかけてくれた。

元気に挨拶を交わし、先へと進む。

20km地点を1時間57分ほどで通過。

各エイドでは水、スポーツ、オレンジジュースが用意されていて、

確実に水分補給をしながら走る。

天気が良く、強い日差しが照りつけ、かなり暑さを感じる。

前後のランナーとの間隔が大きく開き、一人旅の時間が長くなってきた。

途中、膝に何かがまとわりつくような違和感を感じ、手で払いのけようとすると、

手には大量の血が・・・。何じゃこりゃ?

どうやらアブに刺された様子。しかし、この程度では走りに影響は無い。

だが、アブの攻撃は、この先ますますエスカレートすることとなった。

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風車を横に見ながら一直線の道を走る。

30km地点を2時間58分ほどで通過。

最初の折返し区間に入り、前後のランナーとすれ違いながら走る。

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相変わらず足は重いが、何とかイーブンペースを保ちながら走る。

この大会の制限時間は14時間。

途中にはいくつもの関門があるようだが、関門の時間は全く頭に入っていない。

とにかく完走を目指すのみ。

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40km地点を4時間08分ほどで通過。

やがて空が暗くなり、ゲリラ豪雨に見舞われる。

しかし、土砂降りの雨は火照った体を冷やしてくれ、走りやすい。

水しぶきを上げながら、少しペースを上げて走る。

再びスタート地点にに近づく頃に雨は止んだ。

45km地点の中間エイドにずぶ濡れになって到着。

この大会は、スタート・中間(45km)地点・ゴールが同じ場所。

給水、給食を取り、朝スタートした役場前から再び走り出す。

しかし、走りは重く、上り坂をゆっくりとしたスピードで走る。

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50km地点を5時間33分ほどで通過。

予定よりかなり遅いペースだが、まだまだ十分に完走は可能。

しかし、足にはアブがまとわり続け、何度追い払っても刺される。

走りに集中できず、無駄に足を上げるフォームになり、体力を消耗する。

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アブと格闘しているうちに、再びゲリラ豪雨がやってきた。

今まで暑さに苦しんでいたが、今度は冷たい雨。

道路は水浸しだが、寒いくらいの気温になり、走りやすい。

ここぞとばかりにスピードを上げて走る。

60km地点を7時間01分ほどで通過。

やがて雨は止み、国道に出る。

長い直線道路を、気持ちを切らさないよう走り続ける。

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そして、この日3度目のゲリラ豪雨がやってきた。

エイドのスタッフには気の毒だが、天然のシャワーは体力を回復させてくれる。

この日最後のゲリラ豪雨が通り過ぎ、再び強い日差しが照りつけ始めた。

相変わらずアブの攻撃はとどまることを知らず、針で刺されるたびに痛みが走る。

しかも、攻撃されるのは足ばかり。

周りのランナーもみんな、足にまとわりつくアブと戦っている。

70km地点を8時間26分ほどで通過。

エサヌカ直線道路に出て、折返し地点へと向かう。

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相変わらず苦しい走りが続くが、

オホーツク海を見ながら、まっすぐな道を走り続けるのは気持ちが良い。

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ようやくエサヌカ折返し地点に到着。

折返し地点のエイドで水分補給をし、後続のランナーとすれ違いながら走る。

80km地点を9時間54分ほどで通過。

ここから、終盤のハイライト約8kmの直線道路が始まる。

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足は重いが、地平線を見ながらまっすぐな道を走り続けるのは爽快。

ここからは1kmごとに距離表示があるため、

気持ちを切らさないよう、次の1kmを目指して走り続ける。

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周りには何も無い、ただ1本の道が地平線まで伸びている。

こんなコースを走るのは初めてだ。

ようやく直線道路を走り切り、エイドに到着。

ゴールまであと10kmあまり。

90km地点を11時間22分ほどで通過。

浜頓別の町内へと向かう。

国道を走り、ゴール地点のすぐ近くを通り、クッチャロ湖へと向かう。

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クッチャロ湖の夕日を見ながら、最後のエイドに到着。

坂を上り、ゴールまで残り約1km。

ラストスパートに入り、どんどんスピードを上げて走る。

勢い良くゴールテープを切ってフィニッシュ。

タイムは12時間43分56秒。

最初から足の調子は悪く、目まぐるしく変化する天候に加え、

アブに刺され続け、走りに集中できず、全く思うような走りはできなかったが、

第1回の記念すべき大会、景色は素晴らしく、

地元の人たちの声援も温かく、気持ち良く完走することができた。

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こんな遠くの大会になかなか参加することはできないが、よい大会だった。

また機会があれば走りたい。

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コメント

ほんとお疲れ様です。
この時期に100kmのウルトラを走るってだけでも凄いです。
しかも、きっちり完走とはあっぱれです。
写真で見るととても素敵な風景ですが、走ってみるとでは違いますよね。
完走を妨げるかのゲリラ豪雨・・・でも、乾燥は防げたのでは・・・
なんて、無責任な駄洒落ですいません。
ほんと、走ったのは自分じゃないのに今回のレース前からのレポート三部作で
なんか、勝手に世界に引き込まれてしまいました~。

なおっちさん、
夏でも涼しい地域なので、この時期でも100kmマラソンが開催可能なのだと思います。
走るのは大変ですが、風景は素晴らしかったです。
ゲリラ豪雨は、暑さで干からびそうな体を再生してくれました。
参加人数も多くなく、のんびりと楽しく走ることができました。

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